奄美クロウサギを守れ!

2023.03.06

 世界自然遺産に登録された鹿児島県奄美大島の環境保全のため、奄美地区会(中島秀一会長/東城)は1月25日、環境省奄美野生生物保護センター(阿部愼太郎所長)にソーラー充電式回転灯8個を寄贈した。国の特別天然記念物アマミノクロウサギのロードキル(交通事故死)対策で、道路看板に取り付けて注意喚起を強化する。

交通事故対策で回転灯寄贈

 阿部所長は「アマミノクロウサギのロードキルは増え続けており、回転灯を活用して事故を減らしたい」と感謝を述べた。中島会長は「観光客だけでなく地元住民の皆さまにも意識を高めていただき、生き物と共存できる島に」と語った。同地区会は世界自然遺産推進共同体に所属している。