川崎市の名産を自販機で 市民と清掃も

2023.02.03

 地元の〝隠れた名産品〟を郵便局の自動販売機でと、南関東支社(一木美穂支社長)は12月15日、麻生局(関伊佐央局長)のポスト横に「川崎イイモノ直売所」自販機を設置した。商品はかつての防空壕で㈱熱源(船崎帆洸社長)が栽培する「防空壕きくらげ」などの農産物加工品。市の「中小企業間連携新規事業化モデル創出事業」の一環で、販路開拓を応援する。

川崎市×郵便局×地元企業


 セレモニーで関局長は「地域の活性化に貢献を」と語り、川崎市地区連絡会の小泉明統括局長(川崎野川)は「市の〝イイモノ〟を発信したい」と強調。市経済労働局の東哲也労働雇用部長が期待を寄せた。

 また、同地区麻生部会(濵田英明部会長/柿生)と麻生局の局長・社員34人は11月19日、市民と共に小田急線栗平駅周辺で清掃活動を実施。一木支社長も参加した。第4回「小田急のくらしマーケットinくりひら」の一環で、EV車のクリスマスラッピングも行った。

 
 麻生部会と麻生局は1年半前に「ゆうびんポストおそうじ隊A・P・C(あさおポストクリーン)2021」を結成し、〝日本一きれいなポストの町〟を目指して、地域住民と共に活動を推進している。
 同マーケットに第1回から参加している川崎栗平局の塚越広暁局長は「毎月第2火曜日に地域住民や地元企業の方と一緒に駅周辺の清掃を続けてきた。さらに交流を深め、地域の発展に尽くしていきたい」と意欲満々だ。