我が町の宝!国の有形文化財 香川県・下高瀬簡易局
2022.11.30
香川県三豊市の、のどかな町に威風堂々とそびえる下高瀬簡易局(丸岡富美子局長)。木造モルタル造り、瓦ぶきの2階建てで重厚感漂う洋風建築は、1935(昭和10)年に呉服店として建てられ、50(同25)年から簡易局として営業。99(平成11)年には国の有形文化財に登録された。
威風堂々と町にそびえる
「私が受託して3代目。呉服店時代は1階正面がガラス張りのショーウインドーで、雑貨も扱う地域の百貨店のようだったと聞いている」と丸岡局長。床のタイルは保温力があって冬場は居心地が良く、来局者との会話も弾むという。
「建物は極力、当時のまま残してあるので地元の方にも喜ばれている。お客さまあっての簡易局。局に来て、笑顔になっていただけるよう、これからも頑張りたい」とほほ笑む。