斉藤国土交通大臣 鉄道存続は状況丁寧に見て

2022.08.22

 斉藤鉄夫国土交通大臣は7月29日の記者会見で、記者団の「JR東日本で、利用者の少ない全線区が赤字だったことへの受け止めは」との質問に対し、「『廃止ありき』『存続ありき』といった前提で協議を開催すべきでない。一定の輸送需要を下回っているという理由だけで鉄道の存廃を判断することなく、地域の状況を丁寧に見ることが重要」と強調した。

地方自治体と話し合う方向性で

 「岸田総理からも、しっかり地域の皆さまの意見をよく聞き、地方自治体と話し合う方向性で国もしかるべき責任を果たすようにと指示があったが、その方向性で取り組んでいきたい」と述べた。