「郵便書簡」ニーズ受け、折り線

　封筒と手紙を一体的に63円で送れる「郵便書簡」の需要高まりを受け、日本郵便は折り加工を廃止し、折り線と折り方説明の印刷を追加した形に切り替える。

25㌘以下であれば国内最安値

　郵便書簡は25㌘以下であれば国内最安値で送れるため、コロナで中止になったイベントのアーティスト写真やカード交換、メルカリやラクマの商品を安価で送れるとして認知が広がった。
　販売数は月150万通ほど。2020（令和２）年度は対前年比120％増、21年度も105％増と、ゆるやかに伸展した。郵便局らしいユニバーサルサービス的な商品だが、生産体制を整える。