物流ハイライト

2025.07.22

☆佐川急便とミズノ、帝人フロンティアは6月9日、サステナブルな社会の実現に向け、佐川急便の使用済みユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」のトライアル運用を発表した(写真上、佐川急便のサイトから転載)。この取り組みは、佐川急便の「環境理念・環境方針」に基づく3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動の長年の取り組みと、ミズノが有する製品設計や広域認定事業者としてのノウハウ、および帝人フロンティアが長年培ってきたポリエステルリサイクルや素材開発の技術力、資源循環の取り組みの知見を活用し、後の本格展開に向けた実証段階として位置づけている。

☆西濃運輸と三菱地所は5月28日、レベル4自動運転トラック等の次世代モビリティの受け入れ可能な次世代型の物流施設を整備することで、トラックドライバー不足という社会課題の解決を目指す「基幹物流構想」の実現に向け、共同検討の開始を発表した。三菱地所と西濃運輸の親会社であるセイノーホールディングスは2012 年以降 CRE 戦略パートナーシップ契約により長年にわたる協力関係にあり、両社が持つ専門的知見や技術、ノウハウを最大限に活用し検討を深化させるとともに、今後はさまざまなプレーヤーとの連携を視野に本構想を推し進めていく。(写真下は第1回勉強会の様子 。西濃運輸のサイトから転載)