かんぽ×大和証券Ｇ×三井物産　相互人材交流で運用力強化

　かんぽ生命は３月31日、大和証券グループ本社、三井物産とオルタナティブ資産運用分野における資本業務提携を発表した。大和アセットマネジメントが三井物産オルタナティブインベストメンツ（「大和かんぽオルタナティブインベストメンツ」に社名変更予定）を子会社化し、かんぽ生命は同社に1000億円規模の運用を委託する方針。大和アセットマネジメントは協働して私募・公募商品を開発していく。専門人材やノウハウの交流を通じ、投資家の多様なニーズに応える。

オルタナティブ投資の運用力を強化

　かんぽ生命の春名貴之専務執行役は「昨年資本提携した大和アセットマネジメントさまとは相互の人材交流が進んでいる。さらに拡大させ、オルタナティブ投資領域に関する運用力を強化していきたい」と意欲を示した。