独居老人宅を除雪 局長会有志が尊い汗
2025.03.21
北海道や日本海側など全国各地で例年以上に大雪が降り積もる中、豪雪地帯の局長会有志が独居老人ら高齢者宅の除雪ボランティア活動に尊い汗を流している。(写真上は青森県東部地区会)
〝日頃の恩返しの思いを込めて〟
青森県東部地区会(中村天会長/七戸)17人は2月15日、七戸町社会福祉協議会と連携し、町内の独居老人宅などで約2時間かけて除雪を行い、住民の方々から感謝の言葉や差し入れが贈られた。
中村会長は「七戸町内も今年は雪が多く、困ってらっしゃるお年寄りが多い。日頃の恩返しの思いも込めて取り組んだ。参加してくれた会員たちも達成感で晴れ晴れとした表情だった」と笑顔を見せた。
除雪ボランティアを晴れ晴れと
北海道有数の豪雪地帯である南空知地区会(写真上、加藤武彦会長/栗山)27名は同8日、美唄市東明地区の独居老人宅などで除雪に励んだ。同地区会は地域のためにと、毎年この時期に除雪ボランティアに取り組んでいる。この日は5班に分かれて5軒を訪問。玄関前の間口の除雪や窓ガラスまで高く積もった雪を取り除き、住民の方から喜びの声が上がった。
加藤会長は「毎年、中堅・若手局長主導で高齢者宅の除雪ボランティアを行っている。過疎化で核家族化が進む中、冬の除雪はお年寄りには重労働。少しでもお役に立てればとの思いで今後も実施していきたい」と意欲を示した。