広島市立段原中学校で防犯教室 広呉地区連絡会

2025.02.21

 広島県広呉地区連絡会(升川康仁統括局長/広島馬木)の広島南第一部会(村上司部会長/広島金屋町)・広島南第二部会(高橋俊彦部会長/広島宇品神田)・宇品局(城野信雄局長)は12月11日、広島南警察署と連携し地域見守り活動「ながら見守り」の一環として、広島市立段原中学校において防犯教室を開催した。村上大剛広島南第一部会副部会長(広島霞)、妻木真和広島段原東浦局長、東槙大治宇品局総務部長、青山新宇品局主任も参加した。

全校生徒に安心・安全呼びかけ


村上副部会長㊧と青山主任

「ながら見守り」ステッカーを貼付

 昨今、不審者情報、声掛け事案が多発している現状を踏まえ、中学生が安心して登下校し、また部活動等にも励んでもらうため、地域の見守り活動について生徒達に認識を深めてもらおうと、全学年の生徒達へ向けて放送室から中継で訴えた。
 山田広島南警察署安全推進課警部補は「広島県警察では、地域の安全・安心のため警察官が日夜パトロールをしている。実は、郵便局の配達員の皆さんもパトロールを行ってくれているのを知っていますか?今日はその紹介をします」とあいさつ。
 村上副部会長が「郵便局では配達のバイクや赤い車、ヘルメットに【ながら見守り】というステッカーを貼っています。これは皆さんを見守っていますよ、という意味のものです。皆さんの登下校時、特に部活が終わった後の下校時刻となると今の季節はもう外は真っ暗。さらに授業が終わった後も塾へ行かれている生徒さんも多いかと思います。広島県警が作られている『オトモポリス』アプリ(痴漢対策(撃退)機能、防犯ブザー機能、犯罪・不審者・交通事故等発生情報の地図表示機能、現在地送信機能、プッシュ通知機能を搭載)の不審者情報を見てみると、被害に遭うのは小学生が多いですが、大人でも痴漢や暴力を振るわれていることが分かります。それを他人事だと思わず、万が一そんな場面に遭遇したとき、近くに警察官がいればいいと思いますが、郵便局のバイクや車を見かけたら迷わず声を掛けてください。また、日中に遭遇したときも近くに郵便局があれば迷わず避難してきてください。郵便局は『子ども110番の家』として登録されています。郵便局も警察の方と同様に、地域の安心・安全のため見守り活動を行っているということを覚えておいてください」と訴えた。