持続可能な物流へ 埼玉共同宣言

2024.10.18

 物流の人手不足や輸送費上昇などの課題克服に向け、埼玉県は9月3日、国や県、経済団体、消費者団体、日本郵便をはじめ物流業者など23団体による「持続可能な物流の確保に向けた共同宣言」をさいたま市内で発表した。物流の効率化、再配達の削減などに力を合わせて取り組む。

大野知事「郵便局の協力に期待」


 関東支社の丸山元彦支社長は「持続可能な物流体制を構築していくという共同宣言に賛同する。特に再配達の削減に取り組んでいく」と決意を述べた。

 大野元裕知事は「社会インフラである郵便局が機能することは県民、国民にとって有益だ。郵便局は戸別の配送が多いと思うので、物流全体での協力は郵便局にとっても、県民の皆さまにとってもプラスになる。埼玉県でモデルケースを築きたい」と意欲を示した。