第一号・第二号で赤字

2024.08.12

 日本郵便は7月25日、2023(令和5)年度業務区分別収支を発表した。第一号(郵便業務等)はマイナス951億円、第二号(銀行窓口業務等)はマイナス270億円と、前年度に続く赤字を計上した。

第四号は9年連続黒字

 第三号(保険窓口業務等)は今年1月から販売を開始した一時払終身保険の収益などにより黒字。第四号(荷物・不動産・物販等)は近年減収だが、23年度は麻布台ヒルズ・森JPタワーの稼働等により、9年連続の黒字となった。郵便と荷物の収益構造は2対1ほどとなっている。