スマホやPCで簡単!処方薬の当日配送も 日本郵便×ジェイフロンティア
人生100年時代の健康増進に向けて、日本郵便はジェイフロンティア㈱(中村篤弘社長)と同社が提供するオンライン診療・服薬指導・処方薬の配送サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」と5月8日から連携を開始した。第1弾は東京都世田谷区、杉並区、練馬区、千葉県船橋市から処方薬の配送を始め、順次全国に広げていく。(写真はSOKUYAKUのHP画面)
オンライン診療と服薬指導サービス
SOKUYAKU、全国展開視野に
日本郵便とジェイフロンティアが連携することで、日本郵便が持つ地域密着型の配送インフラを活用し、主要都市に限定しない処方薬の当日配送を目指していく。
対象エリアの住民の方が当日朝10時までに服薬指導を完了すれば当日中に、それ以降の時間帯の受診は翌日中に処方薬を受け取れる。配送料は一律720円(税込み)。
ジェイフロンティアが提供する「SOKUYAKU」は、スマホやPCを活用して、自宅やオフィスにいながらオンラインで診察や服薬指導を受診でき、最短で当日中に薬が受け取れるサービス。
患者向けにはクリニックや薬局のお気に入り登録、おくすり手帳(おくすりメモ)の機能や、待ち時間なしで処方箋が受け取れる来店予約機能を備える。2023(令和5)年12月時点の会員数は180万人、約1万3000の医療機関が導入している。
24年1月から、日本郵便51%、電通が49%出資するJPメディアダイレクト(佐野公紀CEO)も企業の健康経営を推進する新プラン「SOKUYAKUベネフィット」でジェイフロンティアと販売連携し、JPメディアダイレクトの持つマーケティングの知見と販売網を生かし、健康経営優良法人や健康経営に取り組む法人向けの拡販を開始している。
ジェイフロンティアは「人と社会を健康に美しく」を経営理念に掲げ、SOKUYAKU事業のほか、ヘルスケアのD2C通販事業、BPO・マーケティング事業を展開する上場企業。