「JPタワー大阪」が竣工

　日本郵便、日本郵政不動産、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTBは４月３日、大阪駅西地区で開発を進めてきた「JPタワー大阪」の竣工式を執り行った。

ウェルビーイングと防災機能も充実
増田社長「不動産事業を収益の柱に」

　JPタワー大阪は地上39階、地下３階建て。大阪駅西口と直結し、歩行者デッキで行き来できる利便性が特徴だ。入居企業社員のウェルビーイングを意識し、緑豊かな屋上庭園や健康的な食堂、ラウンジ、フィットネス、サウナも設けた。

　日本郵政の増田寬也社長は「入居企業の方からは『会社に行くのがすごく楽しい』と大変好評だ。生活を豊かにするウェルビーイングとともに、ビルの防災機能も充実させた。災害時には帰宅困難者の一時避難で利用いただくなど、地域防災力の向上にも寄与したい。オフィス、商業、文化、宿泊と四つの機能を兼ね備え、大阪万博のインバウンドも期待できる。不動産事業を収益の大きな柱にしていきたい」と意欲を示した。
　ビル内に移転する大阪中央局、KITTE大阪、ホテルなどは７月にオープンする。

大阪駅に直結

広々としたロビー

商談などに使えるラウンジ

フィットネスで健康増進

サウナも好評

無人コンビニ

貸し会議室

屋上庭園