ゆうちょ銀行第1四半期決算、増収減益

2023.10.06

 ゆうちょ銀行の第1四半期決算は増収減益。連結粗利益は1893億円(前年同期比1393億円減)を計上した。資金利益は外貨調達コストの増加等で1691億円(同645億円減)となった。役務取引等利益(以下単体)は383億円(同10億円増)と増加。投資信託は販売件数が166万8000件(同38万8000件増)と増加したものの、販売額は629億円(同12億円減)と減少した。

つみたてNISA2万口座増

 通帳アプリ登録口座数は6月末時に823万口座(3月末から78万口座増)、つみたてNISA稼働口座数は同じく26万口座(同2万口座増)となった。
 ゆうちょ銀行は「外貨調達コストの上昇は業績予想に織り込んでおり、通期業績予想3350億円に対する進捗率は25.9%と、堅調な推移となっている」としている。