石川県七尾市活性へアニメ切手

2023.08.08

 石川県立七尾高校(樋上哲也校長)がモデルのアニメ「君は放課後インソムニア」のオリジナルフレーム切手を、北陸支社(加納聡支社長)は5月31日、七尾市に贈呈した。

茶谷市長「フレーム切手を市でも支援したい」

 能登地区連絡会の坂口高雅統括局長(町野)は「5月5日に珠洲で地震があり、観光事業等不安要素がある中、オリジナルフレーム切手を発行し、七尾の魅力発信・能登の活性化を図っていきたい。郵便局では5月1日から風景印スタンプラリーを展開し、能登の地域を元気にするため日々取り組んでいる」と強調した。
 立川尚人副統括局長(和倉温泉)は「フレーム切手は900部発行。うち七尾市にかけ770部を郵便局窓口で販売させていただいている。七尾市だけでなく宝達志水町、能登町の郵便局から追加注文があるほど、地域のお客さまから大変好評をいただいている。
七尾市長さまうぃはじめ、七尾市、市内の民間団体が一体となってのPRが成果となって表れている」と報告した。
 茶谷義隆市長は「七尾市内の郵便局とは令和2年10月に包括連携協定を締結し、郵便局窓口での証明書交付事務等お力添えをいただいている中、今回切手を発行いただきありがたい。珠洲の地震については風評被害ではないが、能登訪問を控えられている方もいる。七尾市としても支援を考えている」と述べた。
 樋上校長は「アニメ化に対し、生徒は喜んでいる。アニメでは校舎、七尾の街がきれいにリアルに描かれていることに、改めて再認識になっている。関西や中能登町の同窓会でも話題になっている」と強調。
 七尾まちあるきセンターの窪丈雄代表は「2019年に漫画の連載が始まり、アニメ化・映画化を期待していたが、切手の作成に至るまでは想定していなかった。うれしい限り」と喜んだ。前戸敦夫七尾局長らが同席した。