ゆうパック差出で新コミュニケーション 横浜南部・栄部会
横浜市南部地区連絡会(服部肇統括局長/横浜永田)栄部会(赤井良基局長/横浜桂台)が来客者にお声掛けする「コミュニケーションツール」として、ゆうパック差出時にプレゼント等の荷物を無料で彩る「デコレーションシール」が地域の来客者から喜ばれている。
窓口社員を褒めた〝お客さまの声〟を形に
支社内で「お客さまの声」部署に昨年末、ゆうパックを受け付ける際、「プレゼントですか。きれいな梱包ですね」と声掛けした社員の対応が「すごく良かった」と感想が届けられた。
そのメールには「ゆうパックラベルは通年同じものだけど、季節などに合わせて彩りがあったらもっと良い」との言葉も記されていた。窓口対応を褒められたのは本郷台駅前局(大橋秀明局長)の社員、藤木昌子さん。「まさか何げないお声掛けがそこまで喜んでいただけたなんて」と驚きと感動が栄部会全体に波及した。
部会局長全員で話し合い、CSのみならずESも兼ねた施策を展開することでさらに社員らに頑張ってもらい、アイデアを出してくれたお客さまへのサプライズとして、提案のあったゆうパック申込用紙に季節を感じさせる印刷を期間限定的に行うことで、プレゼント等の彩りができないか、支社に掛け合った。
結果的に「申込用紙への印字は難しい」として叶わなかったが、諦めずに、デコレーションシールを荷物に貼るやり方を提案したところ、了承が得られ、「栄区の反響を見て、全国展開ができればいいね」となった。
季節は1月だったため、2月のバレンタインの週にシールを多く準備し、ゆうパック発送に窓口を訪れた来客者に「こちらはプレゼントですか。今、期間限定でこんなシールありますが、貼られますか? 喜ばれると思いますよ」とのお声がけを部会全局でチャレンジ。お褒めの言葉をくれた来客者にも連絡し、「お客さまの一言のおかげで郵便局が変わりました」と報告し、喜ばれた。
横浜上郷局の首藤局長
栄部会でCSを担当し、毎月、「栄CS通信」を発行している横浜上郷局の首藤好史局長は「お客さまと一番話すのは窓口社員。〝つながり〟を作る一言を言いやすくするコミュニケーションツールの一つとして、徐々に広がっていくと良いと思う。社員にも『あなたの行動が会社を動かして形になったと感じてもらいたい』と局長皆で練って実現できた。これから通年のさまざまなイベントに合わせてシールを貼って地域のお客さまに喜んでいただきたい」と話している。