兵庫・福崎町と包括連携協定結ぶ

　自治体との連携が進む中、近畿支社（小方憲治支社長）は12月１日、兵庫県福崎町と包括連携協定を締結した。尾﨑吉晴町長は「郵便局は私たち地方にとっては特になくてはならない組織として、私たちの生活の一部であったように思う。そして、民営化にはなったが、今でもその役割は大きくなることはあっても小さくなることはない。今までの協定に加えて、『地域経済活性化に向けた取り組み』『未来を担う子どもたちの育成に向けた支援』『地域住民の利便性向上に向けた取り組み』を連携しながら進めていきたい」と期待を寄せた。
　兵庫県播磨北部地区連絡会の長澤秀人統括局長（福崎八千種）は「近年少子高齢化が進む中、郵便局に対して地域のインフラとしての役割が期待されている。協定をきっかけに、町行政と連携して安心・安全な町づくり、福崎町の特色を生かした元気な町づくりに取り組み、郵便局として地域活性化のお手伝いをしたい」と決意を語った。
　包括連携協定を記念して、福崎町のキャラクター河童の妖怪ガジロウのフレーム切手が発売された。「ガジロウの一日」と「ガジロウの休日」の２種類。