野田地方創生大臣 女性議員増へチャレンジ
2022.08.12
野田聖子地方創生大臣は8月2日の記者会見で、郵湧新報の「超党派の女性議員による『クオータ制(候補者や議席の一定数を女性に割り当てる制度)実現に向けての勉強会』に参加されていたが、今後の展望は」との質問に対し、「直近の参議院選挙では、女性の議員数、当選者の比率とも増えた(過去最高)。各政党が努力目標として、積極的に女性候補者を立てていただき、それぞれの支援者が取り組んだ結果だと思う」と説明した。
政治のバランスへ、やらなくてはならないこと
「政治の中で力を持つというのは、あくまでも議員の人数なので、女性議員の数を増やすためにも、各政党が女性候補者をどう増やしていくか検討を始めてみてもいいのではと思う。自民党は、今回の比例候補者の女性比率を3割にした。これは、すごく難しいことで、いろいろな支持組織がある中、チャレンジした。各政党も、政治のバランスを取るために、やらなくてはならないと自覚していただくことがとても大事だ。その背中を押せるような取り組みや制度改正を検討していく必要があると思う」と意欲を示した。