アジア競技大会会場整備に協調融資
2022.05.25
ゆうちょ銀行は4月28日、百五銀行が主幹事を務める名古屋市瑞穂公園陸上競技場の整備をするPFI(公共施設等の建設・維持管理・運営等を民間の資金、経営能力と技術的を活用する手法)事業向けプロジェクトファイナンスの協調融資への参加を決定した。
ゆうちょ銀 名古屋のPFI事業
2026(令和8)年開催予定の「アジア競技大会」のメイン会場を整備する事業。同行が協調融資するPFI事業5件の中で、地域金融を介すものは足利銀行が主幹事の栃木県総合スポーツゾーン整備運営事業、地元の金融機関を通じて三井住友銀行が主幹事を務める鳥取県営水力発電所再整備事業に続く3件目。
PFIは官民共同事業のため、日本郵政グループとしてまちづくりに携わっていくことになる。ゆうちょ銀行はこのほか、地域活性化に向けた資金好循環のために40案件のファンド組成にすでに携わっている。
(写真は瑞穂公園陸上競技場イメージ©2021㈱瑞穂LOOP-PFI)