北海道胆振地区会が「防災士功労賞」受賞
2021.12.10
社会貢献活動で大きな功労があった防災士のグループ・団体等に贈られる「防災士功労賞」を、北海道胆振地区郵便局長会(橋本宗人会長/苫小牧しらかば)が受賞した。北海道初。同賞は認定NPO法人「日本防災士機構」(國松孝次会長)が選出し、顕彰するもの。11月9日の札幌市内での表彰式典で、同地区会は同機構の原正之理事長から表彰状と副賞を授与された。〝地域防災力の向上〟に貢献する局長会に期待が高まっている。
日頃の貢献「防災士功労賞」に結実
日本防災士機構は2003(平成15)年から、防災士養成事業の拡充や啓発講座等の開催を推進。模範となる防災士個人・団体等を顕彰してきた。
北海道胆振地区会は同年に防災士活動をスタートさせ、現在、会員79人のうち48人が防災士の資格を有し、活動に励んでいる。18年9月に発生した北海道胆振東部地震に際しては、延べ43人の会員が被災地で復興支援のボランティア活動を継続的に行ってきた。また、市民の防災意識の高揚に向けて翌19年に開催された「防災・減災公開講座in札幌」では、復興支援活動の経験を踏まえて、今後の防災士活動に向けたさまざまな提言を行った。
北海道胆振東部地震で復興支援
さらに、地域防災に関する講習会の開催のほか、防災勉強会や防災対策会議に出席して知識や技能の習得を図るなど、日頃から〝地域防災力の向上〟に多大な貢献を行ってきた功績が認められ、今回の「防災士功労賞」受賞となった。
表彰式には、全特の佐々木靖副会長(北海道地方会会長/手稲駅前)、森山真専務理事らが出席した。