地域貢献に駆ける!① 静岡県東駿河局長が商品化に奮闘

2025.12.13

 静岡県東駿河地区連絡会(勝又一明代表主幹統括局長/裾野岩波)の富士部会(大野直人部会長/広見)が音頭を取ってカタログ販売しているご当地グルメ「富士つけナポリタン」が好評だ。10月の発売からすでに1300個以上が売れている。

富士市のご当地グルメが販売好調!

 もともとは2008(平成20)年に「町おこし」にと、富士市の吉原商店街で誕生したもので、トマトソースをベースに、鶏ガラやブイヨンを加えたダブルスープにつけて食べるのが特徴。学校の給食にも提供されるほど地元では親しまれている。このご当地グルメをさらに全国区へ押し上げようと尽力したのが大﨑哲也副部会長(富士市役所前)だ。9年前に局長に就任。局長として地域に貢献したいと思っていたところ、このご当地グルメと出会い、普及活動をしていた商工会議所の「富士つけナポリタン大志館」(小川和孝代表)に所属し、メンバーとともに祭りなどで提供してきた。
 そして、今年4月、大野部会長と話している中で、「富士つけナポリタン」を商品化し、郵便局で販売できないかということに。以来、商品化してくれる業者を探し、試食を繰り返し、出来上がったのが、現在、岐阜、静岡、愛知、三重の東海4県で販売されている商品だ。11月6日には、富士市役所で富士部会として小長井義正市長に販売報告を行った。一局長の地域貢献への熱意が周りを動かし、形になった例だ。大﨑局長は「この商品で富士市の魅力を全国に広げていきたい」と意気込んでいる。

大﨑哲也局長