進む庁舎内の新郵便局 熊本市も

　自治体庁舎に郵便局が入る〝一体化〟が進む中、熊本市は２月20日、建て替え計画が進む新市庁舎のイメージを公開した。１・２階は郵便局やレストランなどが並び、市民らが行き交う「市役所ひろば」とすることが提案されている。熊本市は今後、市民の意見も取り入れながら、約１年をかけて具体的な基本計画をまとめる方針だ。2028（令和10）年度以降の着工予定（イメージ図は熊本市HPから転載）。

人が行き交う場に　28年度以降着工

　熊本県中部地区連絡会（宮下民也主幹統括局長／熊本西原）熊本市役所内局の森忠治局長は「新市庁舎の構想に郵便局が入ったことは大変喜ばしい。郵便局に対する期待の表れだと思う。現在は市庁舎の地下１階のため少し目立たないが、１・２階にあれば、より利便性が高まる。郵便局の存在価値を高められるよう、着工に向けて皆で努力を続けていきたい」と意気込みを示す。