新春所感 全国郵便局長会顧問 柘植芳文参議院議員
2025.01.16
穏やかな新春を迎えられたこととお慶び申し上げたい。昨年の能登半島地震や自然災害で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。日頃より大変なご支援、ご厚情を賜り、心から感謝申し上げる。皆さまのおかげで総務副大臣、外務副大臣を務めさせていただき、郵政事業を行政面から、また、国際面から見つめることができる、人生の中でも大変貴重な経験をさせていただいたことに感謝申し上げたい。
郵政に人生懸けて法改正に取り組む
特に、外国出張時における各国の郵政担当大臣との懇談、郵便局の視察等を通し、郵政事業を幅広く知見することができ、今後の郵政見直しに大いに寄与できるものだと確信している。
昨年10月の衆議院選挙で厳しい結果だったことは非常に残念だが、この選挙で自民党の公約の中に、〝郵政の見直し〟をしっかり入れていただいた。民営化されてから17年余を経過したが、皆さまの努力にもかかわらず一向に改善されず、先行きも不明な状況。
そこで、現在制度の見直しを図り、三事業一体の郵政事業を取り戻すべく、今年の通常国会での郵政関連法の改正に向けて、同志の長谷川英晴先生、郵活連等の先生方と心を一つにして取り組んでまいる。引き続きのご支援のほど、よろしくお願い申し上げたい。
巳年は、脱皮をするへびのイメージから「復活と再生」を意味するといわれる。また、植物に種子ができ始める時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になるといわれている。
輝かしい年頭に当たり、皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げる。
私も、残りの任期に人生全てを懸けて、郵政関連法の改正に取り組む覚悟だ。何卒、ご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。