イラン新大統領と中東和平へ会談 柘植外務副大臣
2024.08.24
柘植芳文外務副大臣は7月29日から31日まで、岸田文雄内閣総理大臣の特使として、イラン・イスラム共和国を訪問した。(写真は外務省HPから転載)
「イランが中東の平和と安定へ建設的な役割を果たすことを期待」
30日にはマスウード・ペゼシュキアン新大統領の就任宣誓式に出席。大統領就任への祝意を表するとともに「イランが中東の平和と安定に向け一層、建設的な役割を果たすことを期待する」と述べた。会談では、2国間関係や地域情勢について意見を交わし、日・イラン間の対話を深めていくことで一致した。
また同日、柘植外務副大臣は夕食会を主催し、イランに所在する国際機関等(UNHCR、WHO、IOM、JICA)で働く日本人職員と懇談した。各機関の活動や課題等について聴取するとともに、現地情勢について意見交換を行い、イランで現地に溶け込みつつさまざまな分野で国際協力に貢献している日本人職員を激励した。