2024（令和６）年３月期中間決算　ゆうちょ銀行

　ゆうちょ銀行の中間決算は増収増益。連結粗利益は3777億円（前年同期比1985億円減）を計上した。外貨調達コストの増加等により、資金利益（以下、単体）は3375億円（同921億円減）。

通帳アプリ891万口座

　役務取引等利益は768億円（同25億円増）と増加。内訳は、為替・決済関連手数料が455億円（同８億円減）、ATM関連手数料が186億円（同20億円増）、投資信託関連手数料は59億円（同１億円減）。
　つみたてNISA稼働口座数は29万口座（３月末比５万口座増）と増え、通帳アプリ登録口座数は2026（令和８）年３月までに1000万口座を目指す中、891万口座（同146万口座増）と伸びを示した。
　親会社株主純利益（連結）は1821億円 （前年同期比235億円増）となった。新村真常務執行役（写真）は「投資信託販売額が着実に増加していくことで、関連手数料もプラスに転じることを期待している」と述べた。