復興のシンボル・山口県久杉橋
2023.09.29
2018(平成30)年の西日本豪雨で崩壊した山口県岩国市の久杉橋が昨年、建築家の隈研吾氏により再建されたことを記念するフレーム切手「二○一八年 西日本豪雨災害復興のシンボル 久杉橋」を、中国支社(指宿一郎支社長)は7月4日、福田良彦市長に贈呈した。
桜井 旭酒造社長「久杉橋が全国に広まるのはうれしい」
周東地区連絡会の原田均統括局長(岩国平田六)は「美しい橋として再建された久杉橋を切手という形で紹介することで、一人でも多くの人が久杉橋を訪れ、岩国市の振興にもつながれば」と強調し、旭酒造の桜井一宏社長は「ここ数日も山口や九州で多くの大雨被害が出ている。久杉橋が復興の象徴として切手となり、全国に広まるのは非常にうれしい。末永く地元の皆さまにも久杉橋を愛してもらいたい」と喜びを見せた。
切手のデザインは、山口県産のヒノキ角材8トンの木組みによって、丸みを帯びた日本が誇る大工の技術と、現代の技術であるコンピュテーショナルデザインを融合し、岩国市周東町獺越(おそごえ)地区の里山の風景に溶け込む、美しい久杉橋のデッサンと写真で構成されている。