インタビュー 四国地方会 大﨑隆徳副会長(高知県中部地区会会長/高知桂浜)
2024.09.02
四国地方会(真鍋俊明会長/大利)の大﨑隆徳副会長(高知桂浜)の思いは、地域に役立つ郵便局になる法改正と地方公共団体等との共創の実現だ。
仕事も地域活動も〝動く〟継続は力なり
――ご抱負と地域創生の活動について
大﨑副会長 真鍋俊明四特会長をしっかり支え、四国をまとめる手伝いを副会長としてまっとうしたい。局長就任以来、25年間続けてきたのは土曜・日曜に局周を訪問すること。お会いできたお客さまと世間話をし、〝絆〟をつないでいる。仕事も地域活動も全て〝継続は力なり〟が信念だ。最低3年間地道に動けば力となる。
――骨のある局長の育成とは。
大﨑副会長 四特は2年前から各専門委員会理事以外にもリーダー・サブリーダーを指名し、以前は地方会役員が事務局を担った年に数回の会議の招集から司会進行、会議報告まで任せている。不安もあったが、今は順調に機能している。会員の自主性を育て、意見も集約しやすくなった。
伝達だけで動かないリーダーに人はついていかない。私はどれほど忙しくても、郵便局でも時間外でも積極的に動くことを心掛けてきた。「会長が動くなら我々も動くしかない」と波動が広がり、地区を活性化できる。会員を信頼すること、しかし過信はしない両輪が大事で、それが育成と防犯につながる。
――郵政民営化法の見直しへの期待を。
大﨑副会長 民営・分社化から17年。バラ色で自由になると謳われたが、現実はお客さまにとっても我々にとっても良くなっていない。政治で変えられた仕組みは政治で変えるしかない。
局長一丸となって法律や制度を変えていくために積極的に動かなければ郵便局に未来はない。