ラジオ体操、90年の〝健康の歩み〟

2022.02.03

 かんぽ生命が2014(平成26)年から開催してきた「全国小学校ラジオ体操コンクール」の第8回入賞チームが11月29日、発表された。

「全国小学校ラジオ体操コンクール」入賞者決定

 今回は全国399チーム、3118名の小学生が参加。技術部門では、鹿児島県中種子町立増田小学校「ファイヤーファイブ」(写真上)が金賞に輝き、銀賞を広島県安芸高田市立美土里小学校「八代目美土里グリンピース」、銅賞を埼玉県三郷市立八郷小学校「6代目ラジオ体操広め隊」が受賞した。
 新設の取組部門では、総務大臣賞に熊本県上天草市立阿村小学校(写真下)、文部科学大臣賞に愛知県春日井市立中央台小学校、東京オリ・パラ担当国務大臣賞に京都府立聾学校小学部が選ばれた。

 ラジオ体操は、同社の前身である逓信省簡易保険局が1928(昭和3)年に「国民保健体操」として制定し、90年以上の歴史を持つ。「ラジオ体操第一・第二」として再構成され、NHKラジオ放送によって広く普及した。
 昨年10月、ラジオ体操の健康効果を検証する共同研究が、同社と東京都健康長寿医療センター、東京医科大学、NPO法人全国ラジオ体操連盟で開始した。医学的な検証に基づくラジオ体操の健康効果が注目されている。