東京バス協会 都内55局にシルバーパス お助け相談窓口を開設

2025.08.27

 東京都内55局に、8月1日から東京都シルバーパスの「お助け相談会」コーナーが開設された。一部の局を除き、8月29日まで設置される。

高齢社会の福祉もお任せあれ


 都内の公共交通機関で使える東京都シルバーパスは、都の指定団体として(一社)東京バス協会が発行している。9月が更新月のため、毎年この時期に90万人近い更新対象者から、手続き書類を郵送などで受け付けている。
 しかし、1000円パスの発行には課税状況が分かる書類の提出が必要で、手続きの方法が分からない人もいるため、今回、東京バス協会の委託事業として、東京支社(高橋文昭支社長)とJPコミュニケーションズ(出西信治社長)と連携し、郵便局内に相談コーナーが設置されることになった。

郵便局の「相談コーナー」バス更新手続き

 更新対象となる都民には、すでに相談コーナーが設置されることが通知されている。相談者は必要な書類をそろえて、郵送する前にスタッフに不備がないか書類を確認してもらう。
 更新のため、開設初日に郵便局の相談会を訪れたお客さまは「相談コーナーがあって安心できた」と喜んでいた。