出雲東地区 原木シイタケ植菌4年目
2025.06.01
島根県出雲東地区会(江角直記会長/松江殿町)は3月23日、松江市内の閉校した旧小学校校舎内で原木シイタケの植菌活動を行った。今年で4年目を迎え、参加した会員21名は地域住民や松江地域おこし隊員と共に、慣れた手付きで原木に電気ドリルで穴を開け、シイタケの菌が含まれる種駒を木づちで次々と打ち込んでいった。
秋には小学生や地域住民を招いた収穫祭を開催
植菌が終わると、参加者は旧校舎の裏山へバケツリレー形式で原木を運び、積み上げ作業をして植菌活動を終了した。今年の秋には昨年植菌した原木からシイタケが収穫できる予定で、地元の小学生や地域住民を招いた収穫祭の開催を予定。
持続可能な活動を目指してスタートした同施策は、地域愛の輪を着実に広げている。
防火研修では自助・共助語り合う
同地区会の余村美和局長(野波)は4月6日、松江市島根町の島根公民館で開催された住民参加の防火研修会で、防災士としてパネルディスカッションに参加した。同研修会は、同町加賀地区で発生した「加賀の大火」から丸4年を機に、同公民館が企画。
地元消防団長、社会福祉協議会会長、自治連会長、被災者住民代表、防災士が当時を振り返り、自助、共助が大切であるとの意見がまとめられた。