「大屋駅局」開局1年、駅名標も

2025.03.15

 地方鉄道では初の「駅と一体型郵便局」となった大屋駅局(熊谷隆広局長)と大屋駅が2月24日、開業1周年を記念し、桜が彩られた駅名標を披露した。局窓口は記念フレーム切手や駅入場券に行列ができ、熱気がみなぎった。

駅×局でさらに地域活性化
信越支社・しなの鉄道


 記念セレモニーで、しなの鉄道の土屋智則社長は「各地からご視察いただき、さらに地域活性化を目指したい。今、Suicaも使えるよう準備している」と喜びを見せた。

 信越支社の大曽根和之支社長は「合築は郵便局の目指す一つの姿。今日は赤いジャンパーを着用した地元の郵便局長もたくさん来てくれている。地域のために懸命に頑張りたい」と意欲を示した。

 上田市の佐藤安則都市建設部長は「大屋駅は鉄道だけでなく、バスやタクシーも乗り入れる要の駅としても期待している」と強調した。
 大屋自治会の矢島富士雄会長、東信地区連絡会の傳田彰統括局長(北御牧)も駆け付け、「さらに地域のお役に立ちたい」と話した。