新潟県新発田市立豊浦中学校で「手紙の書き方体験授業」

2024.12.21

 下越北部地区連絡会(山田裕統括局長)北蒲南部会(相馬尚也部会長)の豊浦局(古山芳昭局長)は10月8日、新潟県新発田市立豊浦中学校で「手紙の書き方体験授業」を開催した。

2年生53名が手紙文化に触れる

 体験授業には2年生53名が参加。初めに手紙の書き方について講習を受け、その講習で学んだ知識をもとに、実際にお礼状を書くことで手紙文化に触れた。
 手紙の書き方の講習では、岩船局(新潟県村上市)の須貝俊大局長が講師となり、宛名の書き方やお礼状を書く際の構成、季語の使い方など参加した生徒は真剣なまなざしで講習を受けた。
 また講習で学んだ知識をもとに、以前行った職場体験でお世話になった方々へ、実際に便箋を用いてお礼状を書き、言葉選びに試行錯誤しながら完成させていた。
 新発田市立豊浦中学校の小嶋校長は「授業を依頼し実際に拝見して、子どもたちにとって有意義な学習であると実感した」と述べ、2学年教員の加藤主任は「こういった知識技能は改めて必要だと感じたので、2年生に限らず1~3年生の総合学習等で位置づけ、中学校生活の中で手紙の書き方をしっかりと学び、定着させるカリキュラムの検討をしたい」と述べた。