えちごトキめき鉄道の魅力が切手に
2024.10.16
新潟県上越市のえちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」などの写真をあしらったフレーム切手が10月11日、上越地域の局で販売開始となった。四季折々の自然の中を走る雪月花や、普段は見ることのできない貴重な鉄道写真を切手にし、地域と鉄道の魅力を発信する。
鉄道も郵便局も、地域と地域、人と人を結ぶ
先立つ8日には、直江津D51レールパークで贈呈式が開催された。上越地区連絡会の本山司統括局長(写真上㊧、浦川原)は「鉄道は地域と地域、人と人を結ぶもので、郵便局も地域を盛り上げたい思いは同じ。日本の四季と列車が写る切手が全国、世界に手紙と一緒に運ばれてほしい」と強調した。
直江津駅前局の村上綾子局長は「なかなか見られない写真をたくさん提供いただいて、うれしい。全国の皆さんにトキ鉄を知ってもらい、観光に来てもらえたら」と願いを込めた。
切手を受け取ったトキ鉄の平井隆志社長(同㊨)は「雪月花や観光急行をしっかりピーアールし、地元の皆さんにとって、魅力ある商品が地元にあると思ってもらうことが会社の誇りなので、今回の切手は素晴らしい商品ができたとうれしく思っている」と話した。
「えちごトキめきリゾート雪月花」は、妙高連峰や日本海の大海原などの絶景を走る雪月花の走行の様子を、四季を通じて撮影したもので、弊社広報をはじめトキてつ写真コンテストの過去の優秀作品も含まれる。
トキめきコレクションは観光急行や蒸気機関車のほか、普段は見られない保守用車両、一般立ち入り不可の場所から撮影された筒石駅の地下ホームや二本木駅のスノーシェッドなど、貴重な写真や、たった1日しか運行しなかったヘッドマーク付きのSLなど、非常に貴重な画像ばかりを切手にした。