ますます広がる郵便局スペース活用
2024.07.30
郵便局舎を活用したさまざまな取り組みが広がっている。熱中症対策として、青森県内267局は7月上旬から窓口ロビーを開放。5月30日には、各統括局長らが県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に報告を行った。青森中央局の高橋芳雄局長は「県民の皆さまの暑さしのぎの場所として、郵便局をご利用いただければ」と笑顔を見せる。(写真左から、岡部統括局長、中村統括局長、宮下知事、高橋局長、三橋統括局長)
涼みどころも駐輪ポートも郵便局
奈良市でも郵便局をはじめ、公共施設や薬局など約100カ所を「ひんやりオアシス」と名付けて6月3日から開放。誰でも、いすに座って涼を取ることができる。奈良県北和地区連絡会の松森正裕統括局長(写真上、奈良下御門)は「郵便局は市内に50局以上と数が多いので、市からも頼りにしていただいている。猛暑の中で外出された際は、ぜひ局に立ち寄って涼んでいただきたい」と語る。
一方、沖縄支社(金城努支社長)は6月14日から、シェアサイクルサービス「ちゅらチャリ」の駐輪ポートを豊見城市の豊見城局(新里直喜局長)敷地内の空きスペースに設置(写真上)。5台が駐輪できる。これまで、那覇市内の那覇中央局、東町局、牧志局、小禄局に計16台を設置している。