インドに〝3Dプリント郵便局〟
2023.10.28
インド工科大学とL&Tコンストラクション社は先頃、インド初の〝3Dプリント郵便局〟をバンガロール市内に建設した。3月の工事開始から、わずか44日間で完成。8月18日から営業を開始し、話題を呼んでいる。完成した郵便局は「ひょうたん」のような形にカーブを描いた外観で、外壁はインディアポストのイメージカラーの赤色で包まれている。(https://youtu.be/6iqmGyBs1Q8)
モディ首相「イノベーションの体現」
建設用3DプリンターメーカーCOBOD社の技術を活用したもので、住宅や商業・公共・スポーツ・教育施設など、世界中の3Dプリント建築物で使用されており、今回の建設費は260万ルピー(約457万円)と、従来の約40%程度のコストとなっている。
インドのナレンドラ・モディ首相は「我が国の人なら誰もが、インド初の3Dプリント郵便局が完成したことを誇らしく思うだろう。この建築は、まさにインドのイノベーションと進歩、独立した精神を体現するものだ」と絶賛している。
(参考文献:https://idarts.co.jp/3dp/india-first-3d-printed-post-office/)