斉藤国土交通大臣　観光は日本経済の柱の産業

　斉藤鉄夫国土交通大臣は11月25日の記者会見で、記者団の「観光需要喚起策の年明け以降の実施を判断した理由は」との質問に対し、「観光需要は回復しつつあるとはいえ、まだまだコロナ前までの水準に戻っていない。観光はこれからの日本の経済の柱になるべき項目で、地域振興という意味でも大変重要な産業の柱の一つ。そういう意味でしっかり支援をしていきたい」と強調した。

JR収支公表は地域との対話の過程で

　また、「JR東日本が利用の少ないローカル線の2021（令和３）年度の収支状況を公表したが」については「鉄道事業者が対象線区に関する利用状況や経営状況を積極的に情報公開していくのは重要なこと。どの範囲で路線別収支を公表すべきかは、各社の事情に応じて地域との対話の過程で鉄道事業者が適切に判断していくべき」と述べた。