「岸和田だんじり祭」 切手15作品目も大好評
2025.10.09
近畿支社(三苫倫理支社長)ならではのオリジナルフレーム切手「岸和田だんじり祭」が好評を博している。2009(平成21)年から毎年連続的に作成され、もはや岸和田の名物とも言える象徴的な同切手は、1作目から六覺千手氏が描き、今年が15作目。もともとの発案は大阪府南部地区連絡会 (久保博史統括局長) の森振一郎郵便・物販担当副統括局長(岸和田岡山)だ。
迫力満点! 佐野市長「岸和田土産の一品に」
今年の「令和七年 岸和田だんじり祭」フレーム切手は、上部に岸和田城をバックに五風荘前を通り、今年の年番長だった中北町のだんじりが岸城神社へと向かうシーン。下部には、北町や下野町、中之濱町、上町、南町のだんじりの姿が汗とドラマ、掛け合いの声まで聞こえてきそうな切手が一枚一枚綴られている。大阪府南部地区内104局と大阪中央局、ネットショップ合わせて発行された500シートはわずか2週間で完売となった。
贈呈式に出席した三苫近畿支社長は「岸和田市とは2018(平成30)年の包括連携協定締結以来、地域活性化や市民サービスの向上のために緊密な協力関係を築いてきた。今回のフレーム切手発行もその成果の一つ。岸和田の歴史と文化を広く発信し、地域の魅力をお伝えしたい。郵便局ネットワークを生かした地域貢献を推進していきたい」と意欲を示した。
岸和田市の佐野英利市長は「長年にわたって、だんじりフレーム切手が連続して作られてきたことは本当に喜ばしい。これからも岸和田土産の一つとして多くの方々から愛されることを願っています」と語った。