東北簡連が青年・女性研修会 山口全簡連会長「未来へ共に」
2025.09.27
全国簡易郵便局連合会(山口博文会長)の研修会が各地方で開催される中、東北地方簡連は8月30日、第7回青年部・女性部合同研修会を仙台市内で開催した。山口会長は「簡易局の明るい未来に向かって共に歩もう」と強調した。
多様化する簡易局の役割と使命
研修会で東北地方簡連の小野忍青年部長(耕野)は「簡易局に求められる役割は多様化している。励まし合い進もう」と呼びかけた。
山口全簡連会長(写真上、東北地方簡連会長)は「犯罪は絶対にあってはならない。日々信頼を築くことが重要だ。小池信也日本郵便新社長となっても簡易局改革は継続されている。来年4月からは手数料体系の見直しも行われる。地域のライフラインとしての誇りを胸に頑張ろう」と意欲を示した。
東北支社(斎藤貴支社長)の小岩龍生経営管理本部長(写真上)は齋藤支社長のメッセージを代読し、「簡易局は支社管内に644局あるが、そのうち114局は閉鎖中。営業再開に向けて取り組む」と強調した。三浦寿明東北地方会会長(全特理事/仙台岡田)は「地域の郵便局として、直営局も簡易局も隔てなく、〝信頼の拠点〟となっていきたい」と願いを込めた。
日本郵政G連動して改革が進む
本社簡易郵便局企画室の鈴木弘幸室長(写真上)は「前千田哲也社長が始めた『簡易局長との意見交換会』の第1回は東北だった。その後に立ち上がった簡易郵便局改革PTには、簡易局企画室だけでなく、本社各部、ゆうちょ・かんぽの担当部署、簡易局長の方なども入って検討を進めている。簡易局の皆さまが安心して窓口業務に従事できるよう、課題を共通認識して取り組んでいきたい」と決意を表した。
全簡連の木原茂専務理事、大垣文誉青年部長(押岡)、遠藤成子女性部長(赤浜)らが励ましの言葉を送った。