釧路地区が「自然の番人宣言」
2024.09.18
ごみの不法投棄やポイ捨てなどから自然環境を守り、次世代に引き継ごうと、北海道釧路地区連絡会(浪岡雅彦統括局長/釧路鳥取)は7月24日、「自然の番人宣言」を釧路市本庁舎で行い、自然の番人宣言推進委員会(早坂正俊市民環境部長)から認定証が交付された。厚岸町内全6局も同宣言を行った。(左から、渡部穣釧路西局長、笠島英之釧路中央局長、浪岡統括局長、早坂部長)
ポイ捨て防ぎ自然環境を次世代へ
釧路市内全38局は、ごみ拾いや町内会・商店街の一斉清掃、日々の局周辺の清掃など積極的に活動してきた。
浪岡統括局長は「郵便局では今までもごみ拾いや清掃等に取り組んできたが、このたびの宣言をもって、さらに不法投棄等にもしっかりと対応していく強い思いだ。釧路市内の38局の窓口にポスターを掲出するほか、市内を隈なく走行する郵便車・オートバイにもステッカーを貼る。不法投棄をしようとする者たちへのけん制と、実際に不法投棄やポイ捨てを発見した場合は毅然と対処したい」と力を込めた。
早坂市民環境部長は「昨年は釧路市だけで約70件の不法投棄があった。4年前の約140件から比べて減ったとはいえ、まだまだ不法投棄があるのが現実。釧路市内は郵便局のフィールドでもある。1件でも不法投棄が減るように、郵便局の皆さん、そして管内の市町村が手を携えて自然環境を守っていきたい」と願いを込めた。