愛知全局で 全国初〝謎解き＆ガイドブック〟

　大河ドラマで話題の徳川家康公生誕の地・愛知県岡崎市（中根康浩市長）と西三河地区連絡会（沓名浩司統括局長／岡崎明大寺)は先頃、全国初の謎解き＆街歩きガイドブック「家康公と幻の城下町」を制作した。市内局の若手社員チーム「Okaza key’s（オカザ キーズ）」が店舗の取材を敢行し、局長たちも観光スポットの情報を提供した。（写真は左から、 柴田康弘部会長＜岡崎六名＞、中根市長、沓名統括局長、蟹昌紀副統括局長＜豊田朝日＞）

家康公生誕の岡崎市発、若手社員が取材

　８月１日の完成報告会で沓名統括局長は「３万部発行。県内全838局で配布する」と報告。中根市長は「今回の謎解きゲームは実際に岡崎市に来ないと解答できない本格的な内容。また謎解きゲームは人気のコンテンツとなっている。郵便局でガイドブックを受け取った方々が、家康公生誕の地である岡崎市に来ていただき、謎解きゲームや観光など楽しんでほしい」と期待を寄せた。

包括連携協定の具現化

　
　昨年７月頃、西三河地区連絡会が包括連携協定の連携事項である「観光PR」「地域活性化」を具現化する目的で、岡崎市へ同ガイドブック発行の企画提案を行い、徳川家康公生誕の地であり、2023年の大河ドラマを契機に更なる地域活性化を目指す同市は、郵便局の提案に賛同し企画がスタートした。
　本企画では、岡崎市、愛知県西三河地区連絡会内の郵便局、郵便局の観光ガイドブックの制作の実績のある広告代理店の（株）郵宣企画と鉄道や商業施設などでオリジナルのリアル謎解きゲームの制作などを手掛けている（株）フラップゼロアルファの4者間が連携し、ガイドブックを制作した。