新春所感 柘植芳文参議院議員

2022.01.14

 初春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げたい。昨年は、自民党総裁選に引き続き衆議院選挙があった。国のかじ取りを決める大きな選挙で、絶大なご支援を頂戴したおかげで「新しい時代を皆さんと ともに。」をキャッチフレーズに戦った自民党が絶対安定多数を収めることができた。改めて感謝と御礼を申し上げたい。

全特顧問・全簡連顧問・日本郵政退職者連盟顧問

 郵政事業に関する政治課題は多岐にわたる。民営化に移行してから15年が経過したが、改正郵政民営化法は未整理の部分が残されている。当該法のままでは真の安定的な郵政事業の伸展を図ることは難しい。
 とりわけ、この1~2年で、いわゆる株の売却が進んでいる。既にかんぽ生命は50%を切り、日本郵政株も3分の1超になって、残るゆうちょ銀行も遠くない時期に50%を切るものと考えられる。
 当該法の体系では売却後の日本郵政グループの在り方が見えてこないため、今後、安定的にユニバーサルサービスを提供するためにも政治の果たす役割は以前にも増して重要になってきた。何卒、皆さま方の一層のお力添えをお願い申し上げる。

残された政治課題に挑む

 輝かしい年頭に当たり、改めて私の果たすべき使命と責任の重さを強く感じ、不退転の覚悟で取り組んでまいる決意だ。行動範囲の広い虎ならではの行動力から、寅年は勢いを増す年になると言われている。
 郵政事業の新たなチャレンジに向け、行動力を広げ、全力で取り組むことを誓い、引き続きのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げたい。素晴らしい年となるよう心から祈念申し上げる。